行行てたふれ伏とも萩の原

【意味】このまま行けるところまで行って、最期は萩の原で倒れ、旅の途上で死のう。それくらいの、旅にかける志である。

この句が詠まれた章≫ 山中


曾良の句です。旅に対する、強い決意です。

『奥の細道』の曾良の句は、どちらかというと
理知的なものが多い気がしますが、
これはなかなか、ドカーッと、強烈なかんじです。

この句が詠まれた章≫ 山中

朗読・訳・解説:左大臣光永