あやめ草足に結ん草鞋の緒

【意味】加右衛門のくれた紺色の草鞋を、端午の節句に飾る菖蒲にみたてて、邪気ばらいのつもりで履き、出発するのだ。

この句が詠まれた章≫ 宮城野

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実際にあやめ草を草鞋にくくりつけた、ということでなく、紺色の緒をあやめに見立てようという、イメージ上のことです。

結句の「わらじの・お」が「わらじのおぉー」と、間延びしがちです。
「ワラジ?NOOooo!(゜ロ゜ノ)ノ 」と外人が叫んでるみたいで、みっともないです。
「わらじの・お」としっかり区切って読みたいところです。

この句が詠まれた章≫ 宮城野

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朗読・訳・解説:左大臣光永