世の人の見付ぬ花や軒の栗
【意味】栗の花は地味であまり世間の人に注目されないものだ。そんな栗の木陰で隠遁生活をしている主人の人柄をもあらわしているようで、おもむき深い。
この句が詠まれた章≫ 須賀川
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「栗の花いいなァ、栗の花なんて風流なんだろう」
そんな人はあまりいないですよね。
少なくとも、梅や桜のようなカリスマ性は無いでしょう。
そんな、地味な、世の中の注目を集めない栗の花だけども。
ここの主人はそれを愛でている…。
そこにこそ、風流を感じると。そんな句です。
この句が詠まれた章≫ 須賀川
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朗読・訳・解説:左大臣光永