蜑の家や戸板を敷て夕涼

【意味】漁師たちの家では、戸板を敷き並べて縁台のかわりにして、夕涼みを楽しんでいる。風流なことだ。

この句が詠まれた章≫ 象潟


漁師たちが和気あいあいと海岸で夕涼みを楽しんでいる、場の空気というか 活気というか、伝わってくる句です。

ビールジョッキがぶつかり合う、ガチーンという音ではないですけども、 一日の仕事を終えて、オツカレーとか言いながら、飲んだり、食べたり、 楽しそうな感じです。

この句が詠まれた章≫ 象潟

朗読・訳・解説:左大臣光永