湯殿山銭ふむ道の泪かな

【意味】湯殿山には、地上に落ちたものを拾ってはならないというならわしなので、たくさん落ちている賽銭を踏みながら参詣し、そのありがたさに涙を流すのだった。

この句が詠まれた章≫ 羽黒


曾良の句です。湯殿山では、現在でも裸足になって御神体を拝むそうです。

この句が詠まれた章≫ 羽黒

朗読・訳・解説:左大臣光永