野を横に馬牽むけよほとゝぎす
【意味】広い那須野でほととぎすが一声啼いた。その声を聞くように姿を見るように、馬の頭をグーッとそちらへ向けてくれ。そして馬子よ、ともに聞こうじゃないか。
。
この句が詠まれた章≫ 殺生石・遊行柳
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ほのぼのした句です!
ほととぎすの声がして、あれ?何だろうと。
馬がそっちのほうにぐーーっ首を向ける…
上に乗っかってる人は、
なんだお前あの声が気になるんか。
まあ急ぐ旅でも無いし、
もう一回鳴くまで待ってみようか…
みたいな。
そんな光景も浮かんでくる、
実にほのぼのした句です!!
この句が詠まれた章≫ 殺生石・遊行柳
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朗読・訳・解説:左大臣光永