夏山に足駄を拝む首途哉
【意味】役小角(えんのおづぬ)のお堂を拝む。この夏山を越せばもう奥州だ。小角が高下駄をはいて山道を下ったというその健脚にあやかりたいと願いつつ、次なる門出の気持ちを固めるのだ。
この句が詠まれた章≫ 黒羽
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声に出してもらえばわかりますが、
とても歯切れがいい句です。
あし「ダ」をお「ガ」む「カ・ド・デ・カ・ナ」
特に最後の「カ・ド・デ・カ・ナ」ですね。
これがうまく発声できた時は、すごく気持ちいいです。
カツゼツが問われる所です。
「タ」行「カ」行ってのは
なかなか難しいですからね。
それだけに、キチッと読めた時は
すごく気持ちいいです。
この句が詠まれた章≫ 黒羽
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朗読・訳・解説:左大臣光永