あかあかと日は難面もあきの風

【意味】もう秋だというのに太陽の光はそんなこと関係ないふうにあかあかと照らしている。しかし風はもう秋の涼しさを帯びている。

この句が詠まれた章≫ 金沢


誰しも肌で感じたことのある、共感しやすい句だと思います。

ぼくはこの句を読むと、高校の時、学校が終わって
塾に向かって自転車を転がしていく、その夕暮れ時の
秋の空気を思い出します。

この句が詠まれた章≫ 金沢

朗読・訳・解説:左大臣光永